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【長野】白黒写真でたどる山の歴史 安曇野の美術館で特別展

ジャンル・エリア : 甲信越  2009年07月22日

集団登山の記念写真など貴重な山岳写真が並ぶ会場=安曇野市の市豊科近代美術館で

集団登山の記念写真など貴重な山岳写真が並ぶ会場=安曇野市の市豊科近代美術館で

 安曇野市の市豊科近代美術館と田淵行男記念館で、明治から昭和にかけて撮影された北アルプスなどの山岳写真を展示した特別展「絆(きずな) 山との対面~今よみがえるモノクローム山岳写真の証言~」(同市など主催、中日新聞社など後援)が開かれている。
 

 
 同美術館に展示されているのは、山岳写真史研究家の杉本誠さん(82)=愛知県豊田市=が今年2月、安曇野市に寄贈した山岳写真コレクション計537点の中から選んだ122点。寄贈後、杉本さんのコレクションが展示されるのは初めてだ。

 わが国の山岳写真の歴史は、研究者らが草花の調査などのために山の様子を記録したのが始まりとされる。

 会場には、いずれも山岳写真家で、昨年度の芸術選奨を受賞した水越武さん(71)=北海道弟子屈町=や、松本市島内の河野齢蔵(1865~1939年)らが撮影した貴重なモノクロ写真が並ぶ。

 当時の研究者らが植物などを調査している様子や、登山者らの服装などを通して、当時の山々の状況や山岳写真と登山の歴史なども分かるように構成されているのが特徴だ。

 このほか、田淵行男記念館でも、田淵氏(1905~89年)が撮影した山岳写真を展示している。

 豊科近代美術館では8月23日まで。田淵行男記念館では9月6日まで。それぞれ入館料が必要だが、共通チケットは大人700円、高校・大学生500円、小中学生300円。

 (宿谷紀子)

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