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【長野】癒やしの世界を創作 愛猫題材に南木曽で彫刻展

ジャンル・エリア : 甲信越  2009年08月04日

愛猫の姿をモチーフにしたいすなどを展示している林さん(右から2人目)=南木曽町のホテル木曽路で

愛猫の姿をモチーフにしたいすなどを展示している林さん(右から2人目)=南木曽町のホテル木曽路で

 ユニークなネコの彫刻を集めた「猫の世界展」が南木曽町吾妻蘭(あららぎ)のホテル木曽路「貴泉館」で31日まで開かれている。飯田市鼎の林●和(きよかず)さん(80)が、愛猫の思い出に遊び心を添えて作った木彫など約50点を展示。来場者は「癒やされちゃう」と見入っている。 

 林さんは同市松尾小の校長や、中学の美術教員を務めた。伊那谷の小学校の依頼で猿の野外彫刻を制作したことをきっかけに、14年前から動物の彫刻に取り組み始めた。飼っていた雌猫の「ミュー」をモチーフにすることが多かった。

 「題材が動物だからこそできる思い切ったデフォルメ(変形)や大胆な発想」を駆使。「憩いを感じてほしい」と、ベンチやテーブルにしたり、寝そべる姿を胴長に誇張したりしている。林さんの作品の長年のファンという東京都渋谷区の栗本隆朗さん(74)は「猫の形をしているが人間のよう」と評する。

 「下宿していた部屋に小便をされるなどしたので、猫は嫌いだった」という林さん。引っ越しをする息子から頼まれ、仕方なく預かった子猫がミュー。一緒に暮らすうちに「あたかも深い思想や感情があるように思える」ほど、魅了された。

ユーモラスな作品に見入る人たち

ユーモラスな作品に見入る人たち

 ミューは7年前、15歳で死んだ。流行歌をヒントに、風に乗って空を飛んでいるような彫刻を作り「さんざん癒やしをもらった」ことへの感謝を込めた。林さんは「もうしばらくミューに遊んでもらおうと思っています」と話し、愛猫のイメージを生かした創作を今後も続ける。

 同展は入場料100円(中学生以下無料)。問い合わせはホテル木曽路=電0264(58)1126=へ。

 (森木幹哉)

 【注】●は、サンズイに是

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