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【愛知】「ジャズ・イン・名城」一夜限り復活へ 夏の名古屋飾る伝説ステージ

ジャンル・エリア : 愛知  2008年08月06日

故ランディさんを紹介する冊子に目を通す村崎さん。ジャズ・イン・名城の復活を目指す=名古屋東区泉のライブサロン「ジャニー」で

故ランディさんを紹介する冊子に目を通す村崎さん。ジャズ・イン・名城の復活を目指す=名古屋東区泉のライブサロン「ジャニー」で

 2000個のちょうちんが名古屋城を照らし、盆踊りでにぎわう「名古屋城宵まつり」(8-17日)。ジャズ歌手、ケイコ・リーさんが16日、その一角の小さなステージに立つ。人気ボーカリストが手弁当で駆け付けるのは、かつての伝説的なステージ「ジャズ・イン・名城」の復活を願うからだ。

 
 ジャズ・イン・名城は名古屋城夏まつり(宵まつりの前身)の主要イベントで、1983年から94年まで続いた。“ジャズ界の登竜門”とも称され、寺井尚子さんや中本マリさん、和田直さん、タイムファイブなど、今では大物たちが期間中の毎晩、演奏して市民を喜ばせた。

 しかし95年以降はお笑いや子ども向けのショーに取って代わられたという。その復活を目指すのは、当時も運営・企画を担当したイベント会社「R&J」社長の村崎友映さん(65)。「普段ジャズを聞かない人や知らない世代も一緒に、盛り上がった。関係者にとって特別なステージだった」と話す。

 村崎さんにとっては90年に病死したジャズ歌手の夫ランディさんへの思いもある。フィリピン出身で、名古屋を中心に活躍していたランディさんが「地元ミュージシャンを育てよう」と仲間に呼び掛け、伝説のステージは始まったという。

 最後の年に出演したことがあるケイコ・リーさんは16日、「ボランティアでいいから」と駆け付ける。午後6時45分から12曲を歌う。宵まつりの入場料(当日800円)は必要。

 準備の都合もあって今回は一晩だけだが、「来年以降、本格的な復活を目指したい」と村崎さんは話す。

 (豊田雄二郎)

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