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「童話の村秋まつり」 圧巻ヒガンバナ200万本 愛知県半田市

ジャンル・エリア : 愛知  2008年09月25日

矢勝川沿いの約2キロにわたって咲くヒガンバナ

矢勝川沿いの約2キロにわたって咲くヒガンバナ

 のどかな田園地帯を流れる川沿いに広がる真っ赤な点描。童話「ごんぎつね」の著者・新美南吉のふるさと愛知県半田市でヒガンバナ約200万本が見ごろを迎えている。

 南吉童話の舞台、岩滑(やなべ)地区の矢勝(やかち)川流域で「童話の村秋まつり」を開催中(10月13日まで)だ。会期中は南吉直筆の作品、日記などを展示する新美南吉記念館を中心に、土日祝日に移動紙芝居の上演、半田の特産品の即売などがある。メーンイベントは、10月5日午後4時に予定されている模擬結婚式。真っ赤なお花畑の中を白無垢(むく)の花嫁行列が練り歩くという。一般挙式も受け付けるので、来秋の結婚を検討中のカップルは下見、なんていかが。

 ヒガンバナは高田橋から弘法橋まで約2キロにわたって続く。愛知県豊橋市から訪れた男性は「少し太陽が傾いたころ赤が映えてきれいだよ」とうっとり。「矢勝川の環境を守る会」が保守管理している。幼少時に南吉と遊んだこともあるという小栗大造さん(90)が「童話の舞台の堤をキャンバスに、ヒガンバナで真っ赤な風景を描く」という思いで平成2年から球根を植え始めた。

 国の有形文化財に登録された「半田赤レンガ建物」(明治31年築)も公開。明治-昭和初期に4大ビールメーカーに挑戦した半田の「カブトビール」の歴史と心意気が感じられる。復刻ビール(1本500円)の販売もあり。

 ▼メモ
 名鉄河和線半田口駅から徒歩約15分で新美南吉記念館。名鉄知多半田駅から土日祝日運行の臨時バスあり。マイカーは知多半島道路・半田中央ICから約3分。(問)0569(32)3264=実行委員会(半田市観光協会)

 「新美南吉記念館」は午前9時半-午後5時半開館、月曜・第2火曜休館(祝日の場合は翌日)。観覧料210円(中学生以下無料)=同(26)4888

 「半田赤レンガ建物」は名鉄住吉町駅から徒歩約5分。祭り期間中の午前10時-午後3時公開。入館無料。(問)同(21)3111=半田市企画課

(中日新聞夕刊 2008年9月25日掲載)

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