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【静岡】伝統巧みの技 『浜松木櫛』 故松山さん制作の300点展示

ジャンル・エリア : 静岡  2008年10月03日

松山さんが再現に取り組んだ櫛に見入る児童たち=浜松市中区で

松山さんが再現に取り組んだ櫛に見入る児童たち=浜松市中区で

 浜松の伝統工芸「浜松木櫛(ぐし)」などに取り組んだ故松山鉄男さんの生誕100年記念展「復原された世界の櫛」が、浜松市中区の市博物館で開かれている。浜松木櫛のほか海外の遺跡で発掘された櫛の再現作品など、松山さんが手掛けた約300点が紹介されている。11月30日まで。 

 
 浜松木櫛はツゲ、ツバキなどを素材に、つやを出す技法。松山さんは7歳のころから制作を始め、1977年に市無形文化財に指定。2005年に96歳で死去した。

 没後初めての展示で、松山さんがライフワークとして再現に取り組んだ古代エジプト、中国、インドネシアなど海外の櫛を展示。国内で入手可能な素材を転用したとみられるが、ワシの顔などのデザインや色合いは実物とほとんど同じという。同様に、古墳時代や縄文時代の遺跡から出土した櫛も再現。浜松木櫛や道具類も並ぶ。

 学校行事で訪れた雄踏小学校4年の柴田玲奈さんは「きれいな櫛が並び、楽しい」と話していた。

 入場料は大人300円、高校生150円、中学生以下と70歳以上は無料。問い合わせは、同館=電053(456)2208=へ。(西山和宏)

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