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【三重】「いなべそば」を特産品に 市職員らが同好会

ジャンル・エリア : 三重  2008年08月28日

市職員に手打ちそばを指導する伊町さん(右から2人目)=いなべ市藤原町の夢かなえ荘で

市職員に手打ちそばを指導する伊町さん(右から2人目)=いなべ市藤原町の夢かなえ荘で

 いなべ市職員らが、そばを「いなべの特産品」として売り出す試みを続けている。そば打ち同好会を結成し、自宅や各地区の祭りで手打ちそばを振る舞うなど、「いなべそば」の知名度アップに懸命だ。

 
 同市では、稲の転作用に獣害の少ないそばを2002年ごろから農家に薦めており、現在約30ヘクタールで栽培されている。

 ただ、収穫したそばは、契約している名古屋市や神戸市などの業者に販売されて市内ではほとんど消費されず、地元での認知度はいまひとつ。

 市農業振興課は「まず市職員にいなべそばの味を知ってもらおう」と、昨年から月1回、同市藤原町鼎(かなえ)の夢かなえ荘で、そば打ち体験を開催している。講師は中央農業改良普及センター(松阪市)でそば打ちを学んだ同課の伊町裕一さん(48)が務め、これまでに100人を超える職員が参加。この中から同好会が結成され、現在16人の会員がいる。

 そばを冷凍した試作品を作ったが、中国産の1玉70円程度に対し、150円と倍以上するなど課題はコスト面。市内でいなべそばを提供する場を増やしていく必要もあり、市内の企業の食堂で出せるよう交渉しているほか、そば店を開く経営者が名乗りを上げることに期待を寄せる。

 「食の安全が取りざたされており、国産そばの需要はある」と伊藤守課長(53)。そばフェスタなどを開いている福井県池田町などの取り組みを参考に、そば祭りも計画している。

 (土屋晴康)

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