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珍しい紅白両咲きも 南部梅林 和歌山県みなべ町

ジャンル・エリア : 近畿  2009年02月12日

紅梅もある南部梅林の梅公園

紅梅もある南部梅林の梅公園

 南高梅(なんこううめ)で名高い和歌山県みなべ町は春の装いだった。暖かい日差しに包まれ至る所でウメが咲き、甘酸っぱい香りが漂っていた。

 同町には大梅林が二つ。「南部梅林」と「岩代大梅林」。今、ほぼ満開。例年より1週間以上早いという。「22日ごろまで大丈夫」とは梅の里観梅協会の山崎進会長。町の人口約1万4000人にウメは約70万本。1人当たり50本の計算。8割が南高梅で白梅。梅干し用だから紅梅は少ない。

 「南部-」は、つづら折りの山道を400メートル上りつつ眺める。頂上の梅公園に紅白両方の花を付ける珍しい木も。“一目百万本、香り十里”と称される。坂道の両側に土産店が軒を並べ、梅干しはもちろん野菜、ミカンなどを安価に売っている。「岩代-」は山の頂上に車で上り、見下ろす。碁盤の目状に植えられた梅は見事。ただ白花だけに鮮やかさは少ない。

 同町は紀州備長炭も有名だ。紀州南部ロイヤルホテルは「備長炭釜飯御膳(ごぜん)」(要予約2100円)を提供中。炭を練り込んだそばや炭入り釜飯、炭アイスが出る。露天風呂にも炭を入れ「黒湯」を作る徹底ぶり。

眼下に白梅が広がる岩代大梅林

眼下に白梅が広がる岩代大梅林

 ウメの歴史、文学などを展示する「南部川うめ振興館」には梅干しの種で作った高さ2メートルほどの観音様がある。梅干しは至る所で買えるが、隠れたお薦めは「ほんまもん・ふるさと直売所」で販売するミニトマト「赤糖房(あかとんぼ)」。最低糖度が8.5度以上あり、甘~い。

 ▼メモ JR紀勢線南部下車。大阪から特急で約1時間40分。南部梅林へは観梅バスが1時間に2本程度あり。運賃250円。マイカーは近畿道・みなべICから。入場料・南部250円、駐車場500円。岩代200円、駐車場300円。21日、南部で「ウメの種飛ばし大会」あり。(電)052(263)7273=和歌山県名古屋観光センター

(中日新聞夕刊 2009年2月12日掲載)

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