ジャンル・エリア : 三重 2008年09月04日

水揚げされたヒゲナガエビ=尾鷲市の尾鷲魚市場で
夏場は禁漁だった熊野灘での底引き網漁が9月から再開され、尾鷲市港町の尾鷲魚市場にも連日多くの魚介類が水揚げされ、浜が活気づいている。
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3日朝には、紀北町紀伊長島区と愛知県に籍を置く2隻が入港。漁師の人たちが漁獲を仕分けし、トロ箱と呼ばれる容器に次々と入れた。地元でガスエビの愛称で親しまれているヒゲナガエビや、アカムツ、ヤリイカなどが並んだ。水揚げは計約1トンだった。ヒゲナガエビを競り落とした仲買人の男性は「刺し身や天ぷらにするとうまいんや」と太鼓判を押していた。熊野灘の底引き網漁は7、8月が禁漁。
(福田大展)