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子供歌舞伎の山車、衣装 富山県砺波市

ジャンル・エリア : 富山  2009年11月05日

井波彫刻が施された子供歌舞伎の山車

井波彫刻が施された子供歌舞伎の山車

絢爛豪華で温かみも

 富山県西部に相次ぎオープンした新施設を訪れた。

 10月10日に開館したのは「砺波市出町(でまち)・子供歌舞伎曳山(ひきやま)会館」。出町神明宮の春の祭礼に奉納される子供歌舞伎の山車や衣装などを保管、展示している。会館によると江戸時代から続く曳山子供歌舞伎は全国6カ所に残るが、同地は自前の衣装やかつらを保持し「地域の誇り」(職員の上野正雄さん)として大切に伝えられてきた。くぎやかすがいを使わない木組みの山車は見事な井波彫刻が施され、一番大きなもので高さ約6メートル。人の手の温かみが感じられる絢爛(けんらん)さが美しい。

 車で5分ほどの「となみ散居村ミュージアム」は、農村の原風景ともいえる散居村の伝統や文化について、実際の建築物を見ながら学べる。6月には「民具館」を増設し江戸末期から昭和の古民具を展示している。涙を流して懐かしがる高齢の女性もいるそうだ。

道の駅メルヘンおやべにあるドッグラン

道の駅メルヘンおやべにあるドッグラン

 砺波平野は一級河川・庄川の扇状地。その恵みは木材の通運にも使われた。庄川水記念公園に足を延ばして、その歴史や文化に触れるのもいい。休憩は、園内の庄川ウッドプラザで名物ゆずソフトクリーム(300円)を食べながら温泉の足湯に入るのが気持ちいい。

 10月24日には、小矢部市の国道8号沿いに「道の駅メルヘンおやべ」がオープン。地元米の量り売りもする地域の農産物売り場や、足湯のほか、ドッグラン(駅長事務室で申し込む。無料)もあり、お薦め。

 ▼メモ 子供歌舞伎曳山会館は北陸道・砺波ICから約5分。展示室は午前9時~午後5時、入館大人200円、中学生以下無料。となみ散居村ミュージアムは午前9時~午後9時、民具館は午後6時まで。無料。両施設とも水曜、第3木曜休み。問い合わせは富山県名古屋事務所=電052(261)4237。庄川ウッドプラザは午前10時~午後6時(12~2月は午前9時~午後4時、火曜休み)=電0763(82)6841

 道の駅メルヘンおやべの農産物売り場は午前9時~午後7時、物販は午後9時まで、フードコートは午後10時まで。無休=電0766(68)3811

(中日新聞夕刊 2009年11月5日掲載)

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