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【滋賀】「黄金バット」や「おむすびころりん」 愛荘で戦前から現代の紙芝居展

ジャンル・エリア : 近畿  2009年09月15日

戦時中の紙芝居を眺める来館者=愛荘町の愛知川びんてまりの館で

戦時中の紙芝居を眺める来館者=愛荘町の愛知川びんてまりの館で

 戦前戦後の紙芝居を紹介する企画展「紙芝居の世界へ」が、愛荘町の愛知川びんてまりの館で開かれ、時代を切り取った独特の絵柄や物語が来場者の目を楽しませている。10月2日まで。

 
 1930(昭和5)年の作品「黄金バット」や、おとぎ話を題材にした「おむすびころりん」など戦前から現代までの70点余りを時代ごとに分けて展示している。

 目を引くのは、戦時中の作品で主人公の金太郎らが外国人兵を次々と倒す内容の「キンタラウノ ラクカサンブタイ」。愛らしい動物も武器を手に落下傘部隊の一員で登場、敵に勝利する姿が描かれている。

 紙芝居は、大恐慌のあと、行商人が客寄せのために街頭で始めた日本独自の娯楽。戦時中、動員などを目的に国策紙芝居の制作が進められ、各地の集会所などで上演されたという。

 国民が、徐々に戦争へ駆り立てられていく様子がうかがえる内容の企画展。展示の担当者は「時代ごとに変遷する絵柄や色彩などをじっくり見てほしい」と来場を呼び掛けている。

 入場無料。休館日は月、火曜日と30日。

 (古根村進然)

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