ジャンル・エリア : 愛知 2008年09月25日

農家の女性が開発したイチジクソース=安城市北山崎町で
安城市東部のイチジク農家の女性たちが、イチジクのフルーツソースを開発した。26日から市内のJAあいち中央産直センターなどで本格的に販売を始める。
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開発したのは「安城東加工グループ」の8人。これまであったイチジクジャムは、加工後に褐色になりがちだったが、生食用として出荷できないイチジクの中心部分だけを使い、火加減なども工夫して、きれいな赤色を出した。
ジャムよりも甘みを抑え、酸味もイチジクの香りもある滑らかなソースに仕上げた。ヨーグルトに混ぜて食べるほか、洋菓子や和菓子、料理の材料にも使えそうという。
イチジクの収穫時期に合わせて生産するため、4月ごろから11月ごろまでの限定販売。1パック200グラム入りで450円。グループの成瀬早苗代表(61)は「若い人にも食べやすいはず。イチジクを食べて地元のよいものを見直して」と話している。
問い合わせは、JAあいち中央産直センター道の駅デンパーク安城=電0566(73)4401=へ。
(宇佐美尚)