【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【三重】きょう開館100周年 神宮徴古館

【三重】きょう開館100周年 神宮徴古館

ジャンル・エリア : 三重  2009年09月29日

100年の歴史を重ねた神宮徴古館=伊勢市神田久志本町で

100年の歴史を重ねた神宮徴古館=伊勢市神田久志本町で

 伊勢市の伊勢神宮の歴史や文化を伝える同市神田久志本町の博物館「神宮徴古館(ちょうこかん)」が29日、開館100周年を迎える。神宮の祭りに関する資料や装束、神宝をはじめ、歴史、参宮についての史料などを展示、紹介してきた。同日から、100周年記念展も始まる。

 
  同館は、神域の整備を目的に結成した財団法人「神苑会」が1909(明治42)年、“神宮の博物館”として創設した。

 建物は、当時最新のルネサンス様式を取り入れた総レンガ造りの平屋建て。先に建てられた隣接の農業館とともに11年春、神宮に献納された。

 その後、太平洋戦争末期の空襲でレンガ積みの外壁を除く、約9割の所蔵資料や建物を喪失。第59回神宮式年遷宮に合わせ1953(昭和28)年、外壁を生かした形で鉄筋の2階建てで再建された。85年には新館が増築された。両館合わせた広さは延べ約4000平方メートルで、98年に国の登録有形文化財になっている。

 中国の字書『玉編(ぎょくへん) 巻第廿二(にじゅうに)』(国宝)▽江戸時代の暦学者渋川春海がつくった天球儀(国重要文化財)▽鎌倉時代の伊勢新名所絵歌合(同)▽伊勢両宮曼荼羅(まんだら)図(県指定文化財)▽荒木田守武連歌等稿本類(同)-など、神宮や神宮関連施設に奉納された貴重な資料約1万3000点を所蔵しており、年間約4万人が訪れるという。

 29日から始まる記念展は、「神宮の国宝・重要文化財」で12月13日まで。問い合わせは神宮徴古館=電0596(22)1700=へ。

 (谷知佳)

旅コラム
国内
海外