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國盛 酒の文化館 愛知県半田市

ジャンル・エリア : 愛知  2010年01月07日

酒造りが学べる「酒の文化館」

酒造りが学べる「酒の文化館」

黒板酒蔵、試飲楽し

 新酒が出回る季節。愛知県半田市の中埜酒造が運営する「國盛(くにざかり)・酒の文化館」を訪ねた。気軽に日本酒の伝統が学べ、試飲もできる。

 海運の良さや尾張藩の保護政策により、知多半島は江戸時代から屈指の酒どころ。当時の面影を残す半田運河沿いには、今も黒板壁の醸造蔵がずらり。その中の一つ、約200年前の蔵を補強して利用した同館は、昔ながらの酒造用具が所狭しと並ぶ。米の種類、大きなおけを移動させる仕組みなどの解説を聞いて見学を終えると、お楽しみの試飲だ。10種類ほどの酒を前に、愛知県刈谷市などから来ていた会社員の4人組は「これ、ぴりっとしておいしい」「私はこっちが好き」などと楽しんでいた。甘党や子ども向けに、アルコールゼロの甘酒やケーキの試食もある。

 9~11日は「酒蔵の“人日(じんじつ)の節句”と“和のステンドグラス展”」を開催。元旦の一番搾りで祈とう済みの酒の試飲などがある。人日の節句(7日)は七草がゆを食べる日。これを酒蔵流に祝い、1年の無病息災を願う。

大きなイチゴを使った「いちご大福」

大きなイチゴを使った「いちご大福」

 お茶文化の伝統もあることから、周辺には和菓子の老舗も点在する。1893(明治26)年創業の(初)(まるはつ)製菓本舗は地元の特産物を使ったオリジナル菓子が人気。この時期は、4L~5Lサイズの地元産朝採りイチゴを使ったいちご大福(1個240円)がお薦めだ。

 近隣では三八市(3と8の付く日)など、日付によって朝市が立ち、地元の生鮮品や干物が買える。

 ▼メモ 酒の文化館はJR半田駅から徒歩約7分。マイカーは知多半島道路・半田中央ICから約15分。午前10時~午後4時開館、第3木曜定休。ガイド付きのため要予約。入館は無料。9~11日のイベント中は入館自由のため予約不要。(電)0569(23)1499=酒の文化館。そのほかの問い合わせは半田市観光協会(電)同(32)3264

(中日新聞夕刊 2010年1月7日掲載)

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