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【岐阜】昭和レトロがいっぱい 岐阜市歴史博物館で企画展

ジャンル・エリア : 岐阜  2010年01月13日

昔懐かしい駄菓子屋で、ずらりと並んだお菓子を選ぶ子どもたち=岐阜市大宮町の市歴史博物館で

昔懐かしい駄菓子屋で、ずらりと並んだお菓子を選ぶ子どもたち=岐阜市大宮町の市歴史博物館で

 昔懐かしい道具を紹介する企画展「ちょっと昔の道具たち」が、岐阜市大宮町の市歴史博物館で開かれている。30~130年前のおもちゃや家具などがずらりと並び、昭和初期の小学校や家の様子も再現。子どもたちが父や母、祖父や祖母が過ごした時代の雰囲気を感じ、きずなを深める場にもなっている。

 
 「学校」「まちかど」「家のなか」「家のまわり」の4コーナーを設けた。展示品を観覧するだけでなく、石臼で豆をひいたり、井戸の手押しポンプを使ったりできる体験コーナーが充実している。

 「まちかど」のコーナーは昭和30年代の設定。駄菓子屋にはパチンコ台やおもちゃ、お菓子が並び、電気屋には「三種の神器」の冷蔵庫、洗濯機、白黒テレビなどを展示。学校コーナーでは、昭和10年代の小学校の教室がよみがえった。20脚の古い木の机の中には当時の算数や道徳の教科書があり、旧仮名遣いや片仮名交じりの本で学習ができる。

 「家のまわり」ではけん玉やベーゴマ、お手玉などの懐かしい遊びに挑戦できる。子どもたちはボランティアのお年寄りらに手ほどきを受け、初めての遊びの数々に歓声を挙げていた。

再現された昭和10年代の教室で音楽家・中村和子さん(左)と歌を歌う親子連れら

再現された昭和10年代の教室で音楽家・中村和子さん(左)と歌を歌う親子連れら

 大塚清史学芸員(民俗学)は「昔のように親子が一緒に遊んだり、会話する機会が減っている。だからこそ、お父さんやおじいさんが遊びのやりかたを教えたり、昔の生活を話したり、ふれあいの場にしてほしい」と期待する。

 親子で訪れた岐阜市上川手の会社員林秀作さん(43)は「井戸の手押しポンプが懐かしかった。子どもと一緒に楽しめる」と話し、長女ひなたちゃん(7つ)は「やったことのない遊びがたくさんあって、だるま落としが楽しかった」と声を弾ませた。

 11日には、本巣市根尾の音楽家中村和子さん(55)によるイベントもあった。親子連れなど約40人が教室のイスに座り、「大きな古時計」「仰げば尊し」など約30曲を口ずさみ、ゆったり楽しんだ。期間中の土日には多彩なイベントを催す。3月7日まで。

 観覧料は高校生以上が300円、小中学生は150円。岐阜市内の小中学生は無料。問い合わせは同館=電058(265)0010=へ。

 (青山直樹)

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