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【福井】日本最古の電車展示へ えち鉄勝山駅前広場

ジャンル・エリア : 福井  2010年02月03日

駅前広場に展示される「テキ6」(右)と「ト68」

駅前広場に展示される「テキ6」(右)と「ト68」

 勝山市のえちぜん鉄道勝山駅前広場の整備計画がまとまり、市は2日、北陸で初めて電気鉄道が走ったまちとして、電気機関車「テキ6」を鉄道モニュメントとして広場に展示することを明らかにした。テキ6は1920(大正9)年式で、実際に動く電車としては日本最古。

 
 テキ6は、広場の北西部分に設ける鉄骨の建屋に、貨車の「ト68」とともに保管する。建屋は実際の線路と平行して設け、イベント時には10メートルほど動かせるようにする。テキ6のホーム部分を床として利用する木造瓦ぶきの休憩施設が併設される。

 現在の勝山駅の駅舎は、京都電灯(京福電鉄の前身)が14(大正3)年に北陸初の電鉄として、福井-大野口の36キロを開通させた際に建てられた国登録有形文化財。市は駅周辺整備のテーマを「歴史・文化の趣をとどめる“かつやまロマン”」とし、往時の姿を残すこの駅舎も、鉄道の歴史を物語る物品展示スペースを設けるなど、電車博物館的な空間に改修する。

駅前広場の完成予想図。左奥が駅舎、右奥が休憩施設と「テキ6」の展示施設

駅前広場の完成予想図。左奥が駅舎、右奥が休憩施設と「テキ6」の展示施設

 駅前広場の面積は2450平方メートルで、中央のロータリー部分は県が整備する。ロータリーにはバスとタクシーの乗降口、送迎者用スペースを設ける。

 一連の整備は2010年度に着手し、12年度中の完成を目指す。総事業費は5億円。山岸正裕市長は「駅前は産業遺産を中心に整備する。電車利用者も増えると思う」と期待している。

 (正津聡)

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