【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 福寿草の里 長野県辰野町

福寿草の里 長野県辰野町

ジャンル・エリア : 甲信越  2010年03月04日

土手に黄色い花を咲かせるフクジュソウ

土手に黄色い花を咲かせるフクジュソウ

土手や山彩る1万株

 伊那谷の最北部、中央アルプスと北アルプスに挟まれた長野県辰野町の沢底地区「福寿草(ふくじゅそう)の里」で、フクジュソウが咲き始めた。20日ごろまで見ごろという。

 入村(いりむら)センターに車を置き、里山周辺を巡る。地区の人が看板や散策道を作って守っている。あぜ道なので運動靴などが必要だ。フクジュソウは畑の土手や山の斜面に黄色い花を咲かせている。訪れた日は名残雪が降ったため、つぼみのままだった。「花も寒そうね。でも趣があっていいわ」と、千葉市から来た中年夫妻。2人で競うように写真を撮っていた。

 地区の人によると、一帯に約1万株あり、今咲いているのは南斜面。10日ごろになれば北斜面も咲き始め「ひかげ」(地名)という所が密集してきれいという。「写真を撮るなら晴天の昼。花は朝から開き始め、最初は透明感のある黄色、それが時間が経つにつれ濃くなる」と、教えてくれた。

 地区には道祖神も点在する。同センターの近くに永正2(1505)年と石に刻まれた道祖神がたたずんでいる。造立年が彫ってあるものでは日本最古という。

 冷えた体を温めるには「荒神山スポーツ公園」(桜の名所)の南側にある日帰り温泉施設「湯にいくセンター」へ。ナトリウム炭酸水素塩温泉でアトピーなどに効能があるという。露天風呂やレストランはないが、源泉槽があり、約60畳の和室休憩室は持ち込み自由。お年寄りたちがお弁当持参でくつろいでいた。

日本最古といわれる道祖神

日本最古といわれる道祖神

 ▼メモ 沢底地区はJR辰野駅からタクシー約15分。高速バスは中央道・辰野SA停留所から徒歩約20分。マイカーは中央道・伊北ICから約20分。町観光協会(電)0266(41)1111

 湯にいくセンターの入浴料は中学生以上500円、小学生300円。第2、4、5火曜休み=(電)0266(41)5555。全般の問い合わせは、長野県名古屋観光情報センター(電)052(263)4118

(中日新聞夕刊 2010年3月4日掲載)

旅コラム
国内
海外