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【愛知】“石の魚”オニダルマオコゼ急変 名古屋港水族館で人気

ジャンル・エリア : 愛知  2010年03月08日

(左から右に)目の前に近づいたエサを一瞬の間に食べるオニダルマオコゼ=名古屋港水族館で

(左から右に)目の前に近づいたエサを一瞬の間に食べるオニダルマオコゼ=名古屋港水族館で

 二つ仲良く並ぶ岩をよく見ると、つぶらな瞳がきょろきょろ-。オニダルマオコゼは普段は岩のように動かないが、餌を捕らえる時は、ものすごい速度で食い付く。名古屋港水族館(港区)で、オニダルマオコゼの1週間に1度しかない餌やりの時間がひそかな人気を集めている。

 
 針金に付けられたエビが、ゆっくりとオニダルマオコゼの前に下りてくる。小さな瞳が餌をとらえたと思った瞬間、下あごがガッと動き、丸ごと餌を飲み込む。瞬きをすると見逃すような速さ。「すごい!」。子どもたちから歓声が上がった。

 オニダルマオコゼは沖縄以南のサンゴ礁の海に生息。砂の中や岩場に潜んでいるが「ストーンフィッシュ(石のような魚)」という英名の通り、岩そっくりのごつごつした体をしていて、どこにいるか分かりにくい。魚類の中で最も激しいとも言われる猛毒を背びれに持ち、うっかり踏んだりすると呼吸困難や死に至ることもある。

 飼育係の小串輝さん(43)は「普段じっと動かないのに、餌を捕る時だけはものすごく速い。あまりの速さに驚いて飛びのく人もいます」と話す。餌やりは毎週土曜夕方ごろ。

 (片山夏子)

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