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【愛知】岡崎城東隅櫓を再建 27日から内部公開

ジャンル・エリア : 愛知  2010年03月19日

再建された東隅櫓(右)と城壁。左奥は大手門

再建された東隅櫓(右)と城壁。左奥は大手門

江戸時代の岡崎城(岡崎市康生町)で東側の防備を担っていた東隅櫓(やぐら)が、往時の工法で再建された。明治維新後に取り壊されて以来約140年ぶりに、優美さと機能性を兼備した姿がよみがえった。

東隅櫓は、望楼式二重櫓と呼ばれる木造2階建てで、白しっくい塗りの壁が映える。入り母屋造りの屋根は、岡崎藩主を務めた譜代大名本多家の家紋「立ち葵」が刻まれた本瓦ぶき。高さ約9.4メートルで、かつて「東曲輪」だった岡崎公園駐車場の南東角に位置する。

詳細な設計図は残っていないため、旧岡崎藩士和田家が保存する1781(天明元)年の「岡崎城絵図」と、松山市に現存する松山城の櫓を参考に、江戸時代の工法を忠実に再現。城内で発掘された石材を使い、石垣も築いた。隣接して同時に整備した長さ約45メートルの城壁と合わせ、総工費は約1億円。

巨大な梁など構造が見学できる内部=岡崎市康生町で

巨大な梁など構造が見学できる内部=岡崎市康生町で

直径60センチ以上の巨大なマツ材の梁(はり)や、ヒノキ材の柱の木組みが見学できるよう、27日から年中無休で内部を公開。公開は午前9時~午後5時で、4月11日までは、特別に2階にも上れる。

担当した岡崎市公園緑地課の加藤栄一主幹(54)は「東海道の名城・岡崎城の雄姿が復活した。市民の誇りになってくれれば」と話した。

(中野祐紀)

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