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【岐阜】熱心に「鶏闘楽」けいこ 萩原の今井八幡神社で4日に春の例祭

ジャンル・エリア : 岐阜  2010年04月01日

鶏闘楽のけいこに励む氏子ら=下呂市萩原町の宮田ふれあいプラザで

鶏闘楽のけいこに励む氏子ら=下呂市萩原町の宮田ふれあいプラザで

 下呂市萩原町の今井八幡神社で4日、春の例祭が開かれ、300年余の歴史がある市無形民俗文化財「鶏闘楽」が奉納される。五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災を祈り、鶏が群れ遊ぶ姿を表現した舞。小学生から60歳代の氏子ら約40人が、鉦(かね)や太鼓を打ち鳴らしながら、熱心にけいこに励んでいる。

 
 例祭は同町の宮田、大ケ洞、奥田洞地区住民が守り、受け継いでいる。鶏闘楽は「道行き」「堂廻(まわ)り」「打ち返し」「三五の形」「十六拍子」の踊りから成り、鶏毛や紙飾りが付いた笠(かさ)をかぶった「おんどり」「めんどり」が鉦や太鼓を打ち、古風な歌を歌いながら舞う。

 今年は3月中旬から地区公民館を巡回してけいこ。「身のこなし方が難しいが、見て、聴いて体で覚えていく。伝統なんです」と古老の今井忠義さん(82)らが指導している。氏子らは一つ一つの動きや音を確認しながら練習、初参加の今井力斗君(9つ)は「踊りがおもしろい。当日が楽しみ」と笑顔だった。

 氏子総代長の小林善治郎さん(68)は「祭りは地域の支えがあり、守り受け継がれている。世代間や家族のきずなも深まり、うれしい。立派な祭りにしたい」と話す。当日は、宮田火神神社から今井八幡神社まで約3キロを、露払いや獅子ら総勢150人が「道行き」(お旅)。同神社で鶏闘楽や子らによる「豊栄舞」などを奉納する。 (林康雄)

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