ジャンル・エリア : 岐阜 2010年04月07日

水面に映る姿が幻想的な「苗代桜」=下呂市和佐で
下呂市和佐の県天然記念物「苗代桜」のライトアップが5日夜、始まった。暗闇に浮かび上がる姿と、田の水面(みなも)に映る“二重奏”が人気の桜は6、7分咲きに。10日ごろ満開になりそう。
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樹齢400年余の姉妹桜で、高さ30メートルと25メートル、幹回りは3、4メートルの巨木。エドヒガンザクラらしい。昔は開花に合わせて苗代の準備を始めたことからその名が付き、「暦桜」とも呼ばれる。
ライトアップは地元「苗代桜を守る会」が企画、運営。細江信博会長(60)は「満開になると赤みが増す。地域が守る美しい姿を楽しんで」と呼び掛ける。ライトアップは14日ごろまでの午後6時30分~同9時30分。問い合わせは下呂市観光課=電0576(24)2222=へ。 (林康雄)