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天白公園のミツバツツジ 長野県南木曽町

ジャンル・エリア : 甲信越  2010年04月15日

ピンクが美しいミツバツツジ

ピンクが美しいミツバツツジ

400株 まさに桃源郷

 ピンクの花が一面に広がり、遠くには冠雪の中央アルプス-。長野県南木曽町の天白公園で、ミツバツツジが見ごろを迎えている。6種類、約400株が群生し、一帯はまさに桃源郷。18日まで「なぎそミツバツツジ祭り」が開かれ、屋台も出ている。

 公園は、木曽川沿いの高台にあり、遊歩道やトイレも整備。愛知県刈谷市の中年女性3人は「初めて群生を見た。桃色が重なり合ってきれい。お弁当を持ってくればよかった」と笑顔。花びらは、盛りを過ぎても桜のように散らず、木に付いたまま徐々に色落ちしていくので一気に見ごろを過ぎることはない。つぼみの木もあり、18日以降も楽しめそうだ。

 公園からは木曽川に架かる国の重要文化財「桃介橋」も見える。橋は電源開発に力を注ぎ、近代産業の発展に足跡を残して電力王と呼ばれた福沢桃介が資材運搬のために大正時代に架けた。全長247メートル、幅2.7メートルで日本最大級の木のつり橋。橋の中央に立つと真っ青な流れと川風が気持ちいい。

つり橋「桃介橋」

つり橋「桃介橋」

 近くには桃介の別荘を復元した「福沢桃介記念館」も。桃介と愛人・川上貞奴の写真や遺品、資料などを展示している。隣接の「山の歴史館」は妻籠宿本陣跡地にあった明治時代の宮内省御料局妻籠出張所の建物だ。木曽谷の歴史と林政資料が見られる。入館料は2館で300円、水曜休み。

 マイカーの人ならお土産は岐阜県中津川市の道の駅「賤母(しずも)」で。国道19号沿い、名古屋への帰り道にある。朝取り野菜や五平餅(もち)などを販売している。

 ▼メモ 天白公園はJR中央線南木曽駅下車、徒歩約15分。マイカーは中央道・中津川ICから国道19号で約30分。駐車場あり(普通車300円)。

 町観光協会(電)0264(57)2727、長野県名古屋観光情報センター(電)052(263)4118

(中日新聞夕刊 2010年4月15日掲載)

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