【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【岐阜】観賞用「奥飛騨バナナ」人気 若い女性らから注文

【岐阜】観賞用「奥飛騨バナナ」人気 若い女性らから注文

ジャンル・エリア : 岐阜  2010年05月05日

栃尾温泉の熱と蒸気で栽培されているバナナと滋野亮太さん=高山市奥飛騨温泉郷で

栃尾温泉の熱と蒸気で栽培されているバナナと滋野亮太さん=高山市奥飛騨温泉郷で

 高山市奥飛騨温泉郷の栃尾温泉で、温泉熱と蒸気を利用し、観葉植物として栽培されているバナナが静かな人気を集めている。蒸気によって早く育つ栽培法を考案。これまで栽培した分が完売するなど生産が追いつかない状況だ。 

 
 手掛けているのは笠ケ岳山荘と民宿栃尾荘の従業員、滋野亮太さん(27)=同市奥飛騨温泉郷。地元で温泉熱によって南国の果物を栽培する農業生産法人フルージックの取り組みをヒントに、手ほどきも受け、昨年11月から民宿栃尾荘の敷地にビニールハウスを設けて栽培を始めた。種は、アメリカとドイツから寒さに強い品種のものを購入した。

 「熱以外にも温泉をもっと活用したい」と蒸気を取り入れ、湿度100%の状況にしたところ、通常の半分の3カ月ほどで、販売できる約30センチの背丈まで生育した。

 観賞用のバナナは1メートルほどになり、大きな葉を持つ。ネットで販売を始めた結果、これまで栽培した計200鉢が完売し、栽培中の100鉢も予約済みの状況。室内のインテリアなどとして、会社の社長や若い女性からの注文が多いという。

 滋野さんは「喜びのメールが多く届き、励みになる。もっと規模を大きくして、需要に追いつくようにしたい」と話している。

 バナナは、サイズによって1鉢1000円から。ネットは「温泉栽培」で検索。問い合わせは栃尾荘=電0578(89)2404=へ。

 (山下洋史)

旅コラム
国内
海外