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【福井】遠州「綺麗さび」の世界いかが 福井、愛用茶道具や書集め企画展

ジャンル・エリア : 福井  2010年05月31日

小堀遠州が愛用した茶道具などを集めた企画展=福井市愛宕坂茶道美術館で

小堀遠州が愛用した茶道具などを集めた企画展=福井市愛宕坂茶道美術館で

 江戸時代初期の茶人小堀遠州が愛用した茶道具や直筆の書などを集めた企画展「小堀遠州と綺麗(きれい)さびの世界」が7月7日まで、福井市愛宕坂茶道美術館で開かれている。茶の湯に明るさや華やかさを取り入れた遠州の「綺麗さび」の世界が感じられる品々が並ぶ。

 
 遠州は戦国時代末期、現在の滋賀県長浜市に生まれ、3代将軍徳川家光の茶道師範を務めた。鋭い線や明るい色、優美な文様を好んだ遠州は、千利休の「わびさび」の風情に独自の美学を反映させた「綺麗さび」を確立。その後の茶道に大きな影響を与えている。

 展示しているのは、いずれも越前市の宇野茶道美術館所蔵の茶道具や掛け軸など計18点。懐石で前菜などを盛る「古染付蝶型向付(こそめつけちょうがたむこうづけ)」は、チョウをかたどった当時としては斬新な意匠。「御本半使茶碗銘(ごほんはんすちゃわんめい)『慶雲』」は、家光の命で遠州の指導により焼かれた茶わんで、遠州の好みが反映された高台が特徴。

 会期中は無休。入館料は100円(中学生以下、70歳以上は無料)。

 (藤井雄次)

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