【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【石川】磁器に漆で色付け 穴水の東龍さん 生活雑貨に新風

【石川】磁器に漆で色付け 穴水の東龍さん 生活雑貨に新風

ジャンル・エリア : 石川  2010年06月01日

新しい和風の生活雑貨を制作した東龍さん=穴水町七海で

新しい和風の生活雑貨を制作した東龍さん=穴水町七海で

 陶芸制作、プロデュースを手掛ける穴水町七海の東龍知右門さん(42)が磁器に漆で色をつけた生活雑貨を制作した。作品は九谷焼の“九”と輪島塗の“輪”を取って「KyuWa」(キュウワ)と名付け、伝統工芸の新たな可能性を模索している。

 
 東龍さんは、宮城県出身で、高校卒業後は、岡山県で20年ほど備前焼の制作をしていた。2006年に「自分なりの創作の方向性を出したい」と九谷焼や輪島塗など伝統工芸の盛んな石川県に移り住んだ。会社員などを経て、08年から現在事務所を構える穴水町で制作を続けている。

 作品は、東龍さんが磁器を焼き、輪島塗の職人が彩色。焼き物の武骨さを残しながらも、赤や黒を中心とした漆の丹精な色つけが施され、新しい和風の食器に仕上がった。

 コーヒーカップや茶わんなど生活用品が中心で、価格は1500~3000円。手ごろな値段にすることで「職人の技を生かしたものを、より多くの人に使ってもらいたい」との思いを込めた。問い合わせは東龍さんが代表を務める「能登ノ國」=電0768(52)3034=へ。 (宮畑譲)

旅コラム
国内
海外