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【愛知】ナゴノダナバンク仲介1号店が開店 円頓寺商店街

ジャンル・エリア : 愛知  2010年06月08日

ナゴノダナバンクが仲介して開店したスペイン料理店を紹介する市原正人さん。2階は居住スペースのままだ=名古屋市西区那古野で

ナゴノダナバンクが仲介して開店したスペイン料理店を紹介する市原正人さん。2階は居住スペースのままだ=名古屋市西区那古野で

 シャッターを閉めたままの店が増えている西区の円頓寺商店街を活気づけようと、地元商店主らが空き店舗の現状を調べて出店希望者に紹介する「ナゴノダナバンク」を立ち上げ、同バンクが手掛けた1号店となるスペイン料理店が開店した。メンバーは「みんなが楽しくなるような街にしたい」と活動に熱意を燃やす。

 
 ダナバンクは、円頓寺の市民団体「那古野下町衆」から独立して昨年8月に結成された。商店主や建築家ら7人がメンバーだ。

 空き店舗の利用希望者と建物の所有者の間に立って賃料や条件を調整。4月に開店したスペイン料理店の場合、ダナバンクが所有者から1階部分を借りて、そこを料理店に貸す形にした。

 「昔から知っている人間が間に入ることで、所有者も安心して物件を貸せるはず」と代表の市原正人さん(48)。市原さんは料理店の隣に店を構えている。

 料理店の建物は昭和30年代までかばん店だったが、岐阜市に移転。これまではシャッターを下ろして1階を倉庫代わりに使っていた。2階の居住スペースはそのまま残した。

 「どうせシャッターを下ろしたままだったので、新しい店ができてにぎわいが戻ればうれしい。賃料が入るのも助かる」と所有者の尾関勝彦さん(64)はメリットを話す。

 テナント誘致にも力を入れるダナバンク。市原さんは「今のままの落ち着いた雰囲気を残しながら、魅力的な店を集めて、ここに来ればなんでもそろうと思えるような商店街にしたい」と今後の目標を語った。

 (吉光慶太)

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