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旅館・川金のアユ料理 富山県砺波市

ジャンル・エリア : 富山  2010年06月17日

最盛期には1日2000匹のアユを焼くという=富山県砺波市の川金で

最盛期には1日2000匹のアユを焼くという=富山県砺波市の川金で

こんがり骨まで美味

 アユ料理で行列のできる店がある。富山県砺波市の庄川沿いに建つ旅館・川金(かわきん)の「いろり茶屋・鮎(あゆ)の庄」だ。天然アユ(19日解禁)を最盛期には1日2000匹焼くという。「休日は4時間待ちもあり、恐縮しています」と同館代表の太田栄さん。

 茶屋は、客が座る座敷が並ぶ横に焼き場となる大型いろりと水場を設置。泳ぐアユを手づかみ、自家製竹串(くし)に1匹刺し、岩塩をふりかけたら、いろりにくべた炭の周りに並べてこんがり焼く。1周ざっと50匹。アユの口から脂がしたたり、香ばしさが店中に広がる。

 焼けたアユはそのまま店員が持ってきて、各テーブルにもある炭火の入ったいろりに刺してくれ、いつまでもほかほか。庄川のアユは15~18センチが中心。骨が軟らかく頭からバリバリいける。「かぶりつくのがここらの食べ方。骨を取ることはないがやちゃ」と常連さん。

頼成の森のハナショウブ(資料)

頼成の森のハナショウブ(資料)

 車で15分ほど北へ走ると、さらなる旬に出会える。「頼成(らんじょう)の森・水生植物園」には600品種、70万株のハナショウブが咲くほか、スイレン、アジサイも。18~27日に「花しょうぶ祭り」が開かれ、菖蒲(しょうぶ)足湯、野だてコーナーや俳句コンテスト、もちつきなどのイベントがある。

 同森から今度は南へ20分走れば庄川峡だ。4月から土日祝日だけ1日2便の遊覧船が就航した。船で行く大牧温泉への発着地、小牧から出港、緑豊かな山を映し出す湖を約25分巡る。さわやかな風に癒やされる。

 ▼メモ 川金へはJR城端線砺波駅からタクシーで約15分、マイカーは北陸道・砺波ICから約15分。雄神橋そば。アユ塩焼き2、3匹、アユみぞれあえ、コイの洗い、ご飯などが付く「あゆ定食」2100円。営業は月-金(第2、4木休み)前11~後3と後5~8・30、土日前11~後8・30、平日のみ予約OK。食事した人は旅館の入浴500円。(電)0120(01)0257

 頼成の森は同駅からタクシーで約20分、マイカーは同ICから約20分。入園、駐車場無料。(電)0763(37)1540

 庄川峡遊覧は前9・50、後1・20。大人1000円。全般の問い合わせは富山県名古屋事務所(電)052(261)4237

(中日新聞夕刊 2010年6月17日掲載)

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