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【愛知】円空仏、新たに2体発見 きょうから「特別展」で公開

ジャンル・エリア : 愛知  2010年06月29日

(右)丁寧に彫られた薬師如来像(左)県内で初めて見つかった座像の「十一面観音菩薩像」=いずれも一宮市大和町妙興寺の市博物館で

(右)丁寧に彫られた薬師如来像(左)県内で初めて見つかった座像の「十一面観音菩薩像」=いずれも一宮市大和町妙興寺の市博物館で

 一宮市大和町妙興寺の市博物館で開催中の特別展「円空展」がきっかけで、同市内の寺院で新たに2体の円空仏が見つかった。関係者が26日に市博物館に持ち込み、学芸員の伊藤和彦さん(54)と、円空学会理事長の長谷川公茂さん(76)=一宮市春明=が鑑定したところ、円空仏と断定された。

 
 新たに見つかったのは、薬師如来像(高さ10.1センチ)と、十一面観音菩薩(ぼさつ)像(同7.8センチ)。

 薬師如来像は寛文期(1661~72年)の制作とみられる。彫りが丁寧で、無傷で保存状態も良好だった。

 十一面観音菩薩像は立像ではなく、県内では初めて見つかった座像。十一面観音菩薩像の特徴を示す頭部の観音像や、頭上の頂上仏も見ることができる。制作時期は薬師如来像よりも遅いという。

 伊藤さんは「今回見つかった円空仏は、いずれも小型。円空が個人のために制作し、その後、寺院に寄贈されたのだろう」と推測している。2体は29日から最終日の7月11日まで、円空展会場で披露する。

 同展期間中ではこのほか、西尾市などから持ち込まれた2体も円空仏と確認されている。

 (山田友美)

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