【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 香勝寺のキキョウ 静岡県森町

香勝寺のキキョウ 静岡県森町

ジャンル・エリア : 静岡  2010年07月01日

キキョウが満開を迎える香勝寺

キキョウが満開を迎える香勝寺

恋愛観音が花を添え

 「変わらぬ愛」という花言葉があるキキョウ。静岡県森町の香勝寺(こうしょうじ)で満開を迎えようとしている。境内には15種、4万株。紫色を中心に、白や桃、ラベンダーの珍しい色まで。その上、花びらに模様が入ったふ入りや、花びらが10枚もある八重も。25日に閉園して刈り込み、二番花が咲く8月下旬から9月の彼岸まで再開する。そのころはほかの秋の七草も見られる。

 キキョウ園は高綱玄参(げんざん)住職が自ら茶畑を土壌改良して植え付けた。「造作のほとんどを自分たちでしました。キキョウの世話も毎日ですね」。境内には水琴窟(すいきんくつ)のある茶室(抹茶、菓子付き500円)や、鍵を掛けて祈る恋愛観音もある。売店にはのどにいいといわれるキキョウの根を練り込んだアイス(350円)なども。

極楽寺のアジサイ

極楽寺のアジサイ

 キキョウ寺の次は車で7、8分のあじさい寺と呼ばれる「極楽寺」。30種、1万3000株が雨にぬれてしっとりと咲く。見られるのは4日までだが、本堂の絵馬天井は遠州最古といわれ一見の価値。ハギの寺と呼ばれる「蓮華寺(れんげじ)」や、森の石松の墓もある曹洞宗の古刹(こさつ)・大洞院(だいとういん)、樹齢800年以上の神代杉が参道に林立する一宮「小国神社」などもあって森町は遠州の小京都と呼ばれる。

 太田川の上流にある「アクティ森」は体験の里。陶芸、そば打ち、カヌーなどがOK。地元食材を使ってお母さんたちが運営する「食体験ハウスまんま」(ランチ1000円)も。野菜などを直売する「山里の市」では「甘々娘(かんかんむすめ)」と名付けられたトウモロコシが人気で、午前中に売り切れる。

 ▼メモ 香勝寺などへは新幹線掛川駅から天竜浜名湖鉄道に乗り換え遠州森駅下車、タクシー利用。レンタサイクルもあり。マイカーは東名・袋井ICから広域農道などで約20分。

 入園料は香勝寺、極楽寺ともに500円。アクティ森(電)0538(85)0115は水曜休み。陶芸体験手ひねり1700円、カヌー1人用1時間1500円。全般の問い合わせは、静岡県名古屋観光案内所(電)052(262)7471

(中日新聞夕刊 2010年7月1日掲載)

旅コラム
国内
海外