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【長野】1年ぶり通行可能に 大町・高瀬渓谷のつり橋

ジャンル・エリア : 甲信越  2010年07月21日

補修が終わり通行可能になった高瀬渓谷のつり橋=大町市提供

補修が終わり通行可能になった高瀬渓谷のつり橋=大町市提供

 大町市の高瀬渓谷の水俣川に架かる歩行者用の木製つり橋が、災害による損壊からおよそ1年ぶりに復旧、通行可能になった。北アルプス槍ケ岳の上級者向け登山道で、国指定天然記念物「噴湯丘(ふんとうきゅう)」を近くで見物できる唯一のルート。市は「夏山シーズンに間に合った」と、入り込みを期待している。 

 
 つり橋は全長36メートル、幅1メートル。昭和50年代にダム関連工事で架けられたとみられるが、管理者は不明。市は1988(昭和63)年と2004年に補修工事を行った経緯があり、今回も市単独事業で補修した。

 昨年秋の工事着手を目指したが、契約が不調で延期されていた。6月下旬に着工にこぎ着け、損壊した床板や揺れを防ぐワイヤを交換した。事業費は150万円。今月16日に工事が完了、同日中に通行止めを解除した。

 つり橋は昨年7月初旬、橋の中央部が激しく壊れているのが見つかり、市が通行止めにした。大きな流木が衝突したとみられる。

 橋を渡らないと近づけない噴湯丘は、わき出た温泉の沈殿物が堆積(たいせき)し、小さな火山のような形を作る自然現象で、昨年5月には全国地質調査業協会連合会などによる「日本の地質百選」にも選ばれている。 (中沢稔之)

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