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【福井】一寸法師テーマに製作 「三葉会」に念願の山車

ジャンル・エリア : 福井  2010年07月29日

一寸法師の山車でパレードに初参加する三葉会のメンバーと子どもたち=越前町気比庄のあさひまつり山車会館で

一寸法師の山車でパレードに初参加する三葉会のメンバーと子どもたち=越前町気比庄のあさひまつり山車会館で

 越前町佐々生(さそう)の宇田・漆本(うるしもと)区の壮年団「三葉(みつば)会」が新しい山車を製作し、同町役場前で開かれる「あさひまつり」(31、8月1日)のメーン行事「あんどん山車」パレードでデビューさせる。山車のテーマは「一寸法師」と控えめだが、「小さな区だけど大きな祭りに参加したい」との熱意がこもっている。

 
 同区では以前から山車製作への思いを膨らませていた。しかし、約40世帯と小規模で、主力の壮年団員も10人と少なく、思いの実現には至らなかったが、今年は小学生以下の子ども会のメンバーが14人と壮年団より多くなり、将来を見据えて山車づくりには絶好の機会と判断し、製作に踏み切った。

 山車は高さ4メートルで、土台の幅と長さはそれぞれ2.7メートル。一寸法師を乗せたおわんの部分には、子どもたちがたくさん乗れるように工夫してある。3月から製作を始め、7月に入ってからは毎晩3時間にわたり作業を続け、今月下旬にようやく完成した。“現場監督”を務めた大工の出口義昭さん(36)は「思ったより良い出来栄え。作業を通じてきずなも深まった」と納得の表情を見せた。

 山車に乗った青山怜史君(朝日小6年)と久保亮輔君(同4年)は「みんなの力で山車が出せるのはすごい。まつりが楽しみ」と目を輝かせた。三葉会の青山弘明会長(42)は「一寸法師が鬼を退治するような勢いで元気よく、威勢良く、楽しくまつりに参加したい」と意欲を示している。

 あんどん山車パレードは1日夜に実施。今年は計21基が参加する。

 (田中宏幸)

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