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【滋賀】地域と連携まちづくり 「アウトレット竜王」開店1カ月

ジャンル・エリア : 近畿  2010年08月08日

近江牛を味わおうと行列をつくる人たち。連日大盛況だ=竜王町薬師の三井アウトレットパーク滋賀竜王で

近江牛を味わおうと行列をつくる人たち。連日大盛況だ=竜王町薬師の三井アウトレットパーク滋賀竜王で

 大型商業施設「三井アウトレットパーク滋賀竜王」が、竜王町薬師にグランドオープンして8日で1カ月を迎えた。京滋地区で初めてアウトレット商品を扱う大型施設のため大勢の若者らが訪れ、衣料品やアクセサリーなどを買い求めている。施主の三井不動産(東京都中央区)は、施設を活用したまちづくりや地域経済活性化などの地域貢献を町と約束している。関係者の意気込みを聞いた。

 
 「予想を上回る盛大な反響があるのも皆さんのおかげ。来店者により満足してもらい、町の良さをアピールしたい」。施設内で近江牛レストラン「近江牛 岡喜」を営む岡喜商店(竜王町山之上)の岡山俊明専務(39)は話す。食事をした愛知県岡崎市の女性会社員(34)は「30分も行列に並んだ価値がありました。滋賀県の味を堪能しました。来てよかった」と満足げだ。

 地元産の搾りたて牛乳で作ったソフトクリームやプリンなど販売する店舗も入り、竜王町パワーを発揮している。

 竜王町商工会は、「岡喜」など会員の顧客が奪われるなどの痛手を被ることは少なく、共存共栄でやっていけるとみている。犬井真純会長(61)は「昔は大型店ができると地元と敵対関係になっていたが、今はそんな時代ではない。町を発展させるためにもプラス思考でいきたい。滋賀竜王と協力してイベントや祭りなどを開き、町の活性化に励みたい」と意気込む。

 施設を管理・運営する会社・ららぽーとマネジメントなどは8日午後1、3時に竜王中学校吹奏楽部、15日にも地元住民らによる竜王太鼓などを招き、演奏を披露してもらう。

 三井不動産の斎藤敬義常務執行役員関西支社長は「滋賀竜王を県の新たな観光拠点にしたい。地域活性化に励みたい」、竹山秀雄・竜王町長は「若者が大勢訪れるのでうれしい。ショッピングの後は自然の多いこの町でモモやブドウ狩りを大いに楽しんでほしい」と話す。

 三井不動産と竜王町は1月、地域貢献基本協定を結んだ。三井不動産は、町のまちづくりに協力するほか、町商工会や自治会などにできる限り協力する。具体的には、河川愛護運動などに会社ぐるみで参加する。町政情報や観光情報などの発信に協力、施設内のイベント会場提供、障害者雇用への協力なども掲げている。

 (桑野隆)

 三井アウトレットパーク滋賀竜王  名神高速道路竜王インターチェンジから北西へ500メートルにオープンした。日本に初めて出店した25店を含め、衣料品店やスポーツ用品店、レストランなど計165店が入る。このうち142店で正規商品よりも30~70%引きのアウトレット品を販売され、グランドオープン時には約2万4000人が訪れた。

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