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【福井】肉食恐竜の歯、発掘 大野の手取層群、カルノサウルス類か

ジャンル・エリア : 福井  2010年08月12日

肉食恐竜のカルノサウルス類の歯とみられる化石=大野市歴史博物館で

肉食恐竜のカルノサウルス類の歯とみられる化石=大野市歴史博物館で

 大野市教育委員会は11日、同市下山にある白亜紀前期(約1億2000万年前)の地層「手取層群」から、肉食恐竜の歯の化石1点が見つかったと発表した。

 
 形状から獣脚類のカルノサウルス類と見られる。市内での恐竜化石発見は4例目。

 化石は長さ31ミリ、幅14ミリ。ノコギリ状のギザギザがある湾曲型で、肉食恐竜の側面から奥にかけての歯と見られる。国立科学博物館の真鍋真研究主幹(古生物学)は「厚みやギザギザの間隔が厚くもなく薄くもない中程度なことから、カルノサウルス類ではないか」としている。同類には、勝山市で発掘されて全身骨格復元されたフクイラプトルが含まれる。

 今回の発見場所となった大野市和泉地区の手取層群は、数多くの恐竜化石が出土している勝山市北谷町の手取層群と一連の地層。地区内でこれまでに、ティラノサウルス科の歯の化石1点と、イグアノドン類の歯の化石2点が見つかっている。

 化石は2009年5月に、化石の発掘愛好家が岩石の中に埋まった状態で見つけ、今月1日に市教委に寄贈した。15、16の両日に、同市天神町の市歴史博物館で特別展示される。 (正津聡)

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