【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【愛知】古い建物アートに 西尾城下町芸術祭

【愛知】古い建物アートに 西尾城下町芸術祭

ジャンル・エリア : 愛知  2010年08月20日

取り壊される予定の長屋で制作に打ち込んだ後藤あこさん=西尾市錦城町で

取り壊される予定の長屋で制作に打ち込んだ後藤あこさん=西尾市錦城町で

 西尾市中心街の古い建物など20数カ所を会場に現代アートを学ぶ学生らが一斉に作品を展示する「紙一重 西尾城下町芸術祭」が20日に始まる。歴史と若者の感性が響き合い、まちの魅力発見に一役買いそうだ。29日まで。

 
 企画したのは、西尾市出身で県立芸術大で彫刻を学んだ高橋健太朗さん(24)=吉良町吉田。市内に残る江戸-昭和初期の建物が所有者の高齢化などで空き家になったり、取り壊されたりする例が続出しているのを知り「趣のある建物を残したまちづくりができるかどうか紙一重の状態。アートを通じ、問い掛けたい」と考えた。

 仲間や後輩の学生に呼び掛けたところ、30数人が協力。昔ながらの三軒長屋や商店、豪商の邸宅、寺院などを会場に、その空間を生かした現代アート「インスタレーション」の作品を展示する。

 若者たちの熱意に刺激され、西尾市の画家斎藤吾朗さん(63)ら地元の芸術家7人も出品。期間中は若手のパフォーマンスやワークショップ、市文化振興課のガイドツアーもある。

 取り壊される予定の長屋で作品を制作した県立芸術大彫刻科3年の後藤あこさん(21)は「流れゆくものの虚無感を表現したい」と話していた。23日は休み。(問)市文化振興課=電0563(56)6660

 (広中康晴)

旅コラム
国内
海外