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【愛知】名鉄「電車でハイキング」が人気 健康ブームが追い風

ジャンル・エリア : 愛知  2009年10月09日

河和線・知多半田駅から歩き、矢勝川のヒガンバナを楽しむハイキング参加者=9月、半田市で

河和線・知多半田駅から歩き、矢勝川のヒガンバナを楽しむハイキング参加者=9月、半田市で

 電車に乗って、沿線の観光名所を巡るウオーキングが健康ブームもあって人気を呼んでいる。中部地方で最も古い30年以上の歴史があるのが、名鉄の「電車でハイキング」。近年、鉄道各社が催す「沿線ウオーキング」の草分け的な存在で、今年、年間の参加者数が過去最高となる見込み。名鉄は創業115周年にちなみ、今月、11万5000人目の節目の参加者を祝う。

 
 沿線の地域振興と乗客の利用増を狙って企画した「一石二鳥の手法」。沿線の一駅を出発地点に選び、2時間ほど歩く10キロ前後のコースを設定。土日祝日に年間約50回開く。「抹茶の里・小京都西尾の秋探訪」(10日、西尾線の米津駅)や「碧南あおいパークと大浜てらまち巡り」(18日、三河線の碧南駅)など、地元の観光協会とタイアップ。魅力的なテーマをつくり、人を呼び込む。

 「予約不要、参加無料」も受け、今や鉄道会社の定番行事。JR東海など同様の催しをする後発組も多い。名鉄は1970年代から始めたが、平成に入った89年以降だけでも、延べ参加人数は160万人を突破した。「地元密着の駅が多く、地域の魅力を掘り起こす大人のレクリエーションとして根付いた」とみる。

 よく参加する稲沢市の大西昭夫さん(65)は「体力維持にもなる。知らない場所を知り尽くせるのもいい」。電車での誘客を目指す犬山市観光協会も「車で来る人よりも滞在時間が長く、毎回コースにおもてなしメニューも考える」と歓迎する。

 名鉄は、記念の参加者数に達するのは10日か18日の開催日と予測。日間賀島名物の「日帰りふぐづくしプラン」を一組に贈る。
 (黒谷正人)

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