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【三重】「松阪木綿」で街に出よう 呉服商組合が着物貸し出し

ジャンル・エリア : 三重  2010年10月08日

貸し出しが始まった松阪木綿の着物=松阪市観光情報センターで

貸し出しが始まった松阪木綿の着物=松阪市観光情報センターで

 松阪市内の呉服店8店舗でつくる「松阪呉服商組合」は7日から、JR松阪駅前で、観光客や市民らに「松阪木綿」の着物の有料貸し出しを始めた。着物姿で街歩きや飲食店巡りを楽しんでもらう取り組みで、江戸時代からの伝統工芸品をPRし、ブランドとしての定着を狙う。

 
 着物は、JR松阪駅前の市観光情報センターで受け付け、近くの呉服店で着てもらう。洋服のように体に合うように仕立て、着物と長じゅばんを一体化していることが特徴。ひもなどの本数も減らし、服の上から着ることができる。同組合の別所孝雄さん(75)は「3分程度で簡単に着られる」と説明。試着した松阪市の会社員片桐麻衣さん(24)は「早く着られて軽い。古風な感じでかわいいですね」と笑顔を見せた。

 同組合では、着物文化に慣れ親しんでいる高齢者に試着してもらうため、施設の慰問も計画している。本年度の「県観光支援事業」に認定され、着物製作費の半分の約100万円を県からの補助金で賄った。松阪木綿は江戸時代、三井家の商人が江戸の「越後屋」で販売していたほか、伊勢参りの土産としても人気があったとされる。

 7日朝、松阪駅前で行われた式典で、山中光茂市長は「観光客や市民に、松阪木綿の良さと地域の良さを感じてもらえるのでは」と期待した。

 貸し出しは、女性用の15セット。貸出料は2~3時間で2000円。問い合わせと予約は松阪市観光協会=電0598(23)7771=へ。 (戸川祐馬)

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