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【愛知】ニッポンの自然体感 COP10会場近くの白鳥庭園で

ジャンル・エリア : 愛知  2010年10月14日

英語の説明を聞き、橋を渡りながら園内の景色を眺める会議参加者=名古屋市熱田区の白鳥庭園で

英語の説明を聞き、橋を渡りながら園内の景色を眺める会議参加者=名古屋市熱田区の白鳥庭園で

 国連地球生きもの会議の会場すぐ南にある「白鳥庭園」(名古屋市熱田区)は、会議に合わせ、外国語のガイドツアーや通訳付きの茶会によるもてなしを始めた。海外からの参加者らにとって、日本の文化と生物多様性を体感できる貴重な場所となっている。

 
 初日の茶会を仕切った表千家不白流清森会主宰の綾小路宗木さん(57)は「茶道は自然とともにある。建築、花、陶芸などを含めた総合芸術として感じ取ってもらえたら」と期待を込める。

 茶会に参加したスイスのバーバラ・ナガリーさん(28)はお点前を見て「美しい」のひと言。一周した庭園は「瞑想(めいそう)するのにいい所。自然を感じられた」と話す。

 同園は19年前、名古屋国際会議場と同じ世界デザイン博の会場跡地に市がオープン。御嶽山の源流が木曽川となり、伊勢湾へ注ぐ「水の物語」をテーマにしており、モミジ、サクラなど育った230種の木々が四季の移ろいを映し出す。

 「きれいね」「穏やかな雰囲気が好き」。ブルガリアのダリナさん(30)とタチアナさん(34)は、ひしゃくから生け垣まで、竹を余すことなく使ってきた日本の文化についても聞き、感じ入った様子だった。

 川島大次所長(37)は「日本庭園は自然の縮図。人と生きものが共生する姿を会議の参加者に見てほしい」と語る。会議の期間中は日本語のほか英語、中国語のガイドツアーを実施。日本原産のオカメザサの説明で、名前の由来となったおかめに触れるなど、随所で工夫をこらしている。

 (小中寿美)

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