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【愛知】全92点が日本初公開 豊橋のユトリロ展

ジャンル・エリア : 愛知  2010年10月22日

全作品が日本初公開のモーリス・ユトリロ展=豊橋市の市美術博物館で

全作品が日本初公開のモーリス・ユトリロ展=豊橋市の市美術博物館で

 豊橋市今橋町の市美術博物館で、21日開かれた「パリを愛した孤独の画家 モーリス・ユトリロ展」の開場式と内覧会。展示された92点は、すべて日本初公開。22日から始まる一般公開を前に、市民が詩情に富んだ風景画を楽しんだ。

 
 ユトリロ(1883~1955年)は自由奔放な画家の母から十分な愛情を得られず、満たされない思いと孤独から10代で酒浸りになった。21歳で精神科病院に入院し、医師の勧めで絵画を始め、才能が開花。以来、入退院を繰り返しながら、生まれ故郷パリの風景を描き続けた。

 会場には作品を年代ごとに展示。白色を基調にした静寂感が漂う複数の作品の中には、町並みを描いた代表作の一つ「バイアン通り、パリ」も。鮮やかな色使いの作品や軽いタッチで描いた晩年の作品もあり、波乱に富んだ人生とともに画風が移り変わったことが分かる。

 開場式で佐原光一市長は「これだけ多くの作品を個人所蔵家が集めたことに驚く。貴重な作品を楽しんでほしい」とあいさつした。

 公開は12月5日まで。中日新聞社など主催。観覧料は一般・大学生1000円、小中高生400円。月曜休館。 (神谷恵里)

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