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【岐阜】日本最古のギフチョウ図著者 住職功績たたえ石碑

ジャンル・エリア : 岐阜  2010年11月01日

記念碑の横に立つ、寄進した長井さん(左)と制作者の高木さん=養老町沢田の真泉寺で

記念碑の横に立つ、寄進した長井さん(左)と制作者の高木さん=養老町沢田の真泉寺で

 日本最古と見られるギフチョウ図が描かれた江戸時代の動植物図譜「東莠南畝讖(とうゆうなんぽしん)」の記念碑の除幕法要が31日、養老町沢田の真泉寺であった。著者とされる同寺の住職の功績を知ってもらおうと、寺の門徒の長井生(いきる)さん(83)が寄進した。長井さんは「記録としてしっかり残したいという思いが実現した」と喜んでいる。

 
 図譜は、国会図書館に長く所蔵され、忘れ去られていたのを1995年に大学教授が見つけ、公表した。同寺の8代目住職「毘留舎那谷(びるしゃなや)」が記したとされ、「錦蝶」の名で描かれたギフチョウをはじめ、アマゴやヤツデなど地元の山や川の動植物計467点が描かれている。

 寄進された石碑は、縦2.2メートル、横1.3メートル。長井さんの知人で彫刻家の高木嗣人さん(64)が制作した。著者名が記された序文や、ギフチョウが描かれた見開きのページが、原本のコピーを基に忠実に再現されている。

 この日は、長井さんや寺の関係者ら約50が参列。読経の後、19代目住職の毘慮谷斉(びるたにひとし)さん(54)は「先祖の業績とみなさんの尽力に感謝したい」とあいさつした。 

  (川田篤志)

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