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【静岡】菊川・黒田家代官屋敷の保存修理が完了 11、12日に主屋の一部見学可

ジャンル・エリア : 静岡  2010年12月08日

修理が完了した米蔵(左奥)と長屋門(右奥)の前で見学会の準備を進める関係者ら=菊川市下平川で

修理が完了した米蔵(左奥)と長屋門(右奥)の前で見学会の準備を進める関係者ら=菊川市下平川で

 国の重要文化財に指定されている菊川市下平川の黒田家代官屋敷で、2年間かけた大規模な保存修理工事が完了した。一般向けの見学会が11、12の両日午前9時半から午後3時まで行われる。今回限定で、現在も住居として使われている主屋(しゅおく)内の一部が見学できる。 (中野吉洋)

 
 江戸時代末期の代官屋敷の建築様式を伝える、文化財の保存を目的とした工事は2008年11月から今年10月まで実施。事業費1億5000万円で国が85%、県と市、所有者が各5%支出した。

 傷みの激しい敷地南側の米蔵は解体修理した。長屋門は茅葺(かやぶ)きを補修、主屋は床下や壁などを修理した。敷地北側にある蔵も壁や屋根を部分修理している。

 今回の見学会に限り、主屋の玄関の間や、梁(はり)が立派な勝手口、客座敷内を公開する。午前10時と午後2時には、市社会教育課の担当者による黒田家の歴史の説明、施工した職人による修理方法の説明も行う。

 市社会教育課は「普段は見られない貴重な内容の見学会になる。子どもたちをはじめ、多くの人に見ていただきたい」と来場を呼び掛けている。

 隣接する資料館では7日から、今回の修理に関する写真を展示している。すぐ近くの歴史街道館工芸室でも7日から、「遠江の歴史的建造物-近代編」のパネル展示を始めた。

 問い合わせは市社会教育課=電0537(73)1137。

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