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那智勝浦パワースポット 和歌山県那智勝浦町

ジャンル・エリア : 近畿  2010年12月09日

うっそうとした杉並木が続く大門坂

うっそうとした杉並木が続く大門坂

樹齢800年の杉や大楠

 町内に5つもの世界遺産「熊野那智大社」「那智の大滝」「那智原始林」「那智山青岸渡寺」「補陀洛(ふだらく)山寺(さんじ)」がある和歌山県那智勝浦町を訪れた。熊野交通(本社・和歌山県新宮市)の真貝征志郎営業部長によると、紀伊山地の霊場を回り、伊勢を目指す「流行のパワースポット巡り」をする人が増えているそうだ。

 まずは平安~江戸時代にあった補陀洛渡海(上人たちが生きたまま小舟に閉じこもり、観音浄土を目指して沖へ出た)の拠点・補陀洛山寺に寄り、熊野古道を歩く。大門坂入り口には樹齢800年、樹高55メートルの夫婦杉、平安衣装を借りられる茶屋もあって、その衣装で挙式するカップルも。

 うっそうとした杉並木の坂道、640メートルの石段に続く467段の表参道を登ると、那智大社と青岸渡寺へ。大社の境内にある樹齢800年余の大楠は根幹部が空洞となって「胎内くぐり」(300円)ができる。精が宿る楠霊社として古来、無病息災を祈り、長寿を願ってあがめられている。那智の大滝には「延命水」もある。

 おいしいと評判になっているのは町西部の太田地区で栽培する「太田米」。人工衛星を使って田で育つ稲のたんぱく含有量を測定する方法で食味判定すると、ほとんどが基準以上で、最良とされる数値を上回る田もあったという。品種はコシヒカリ。減農薬で作られて冷めても香りが残り、もっちりとおいしい。注文を受けてから精米して出荷する。キロ400円から。

 ▼メモ 那智勝浦町はJR紀勢線紀伊勝浦駅下車。マイカーは紀勢道・紀勢大内山ICから国道42号利用。駅周辺や大門坂入り口に無料駐車場あり。平安衣装体験(1時間2000円)は大門坂茶屋で申し込む。太田米の注文・問い合わせは那智勝浦町農業委員会(電)0735(52)0555。全般の問い合わせは那智勝浦町観光協会(電)0735(52)5311

(中日新聞夕刊 2010年12月9日掲載)

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