【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【富山】考古学の魅力知って 黒部市歴史民俗資料館

【富山】考古学の魅力知って 黒部市歴史民俗資料館

ジャンル・エリア : 富山  2010年12月27日

新川地区の考古学に貢献した佐度忠作の展示会=黒部市宇奈月町下立で

新川地区の考古学に貢献した佐度忠作の展示会=黒部市宇奈月町下立で

佐度忠作の業績を紹介

 新川地区の遺跡発掘に貢献した考古学者佐度忠作の業績を紹介する「佐度忠作-生誕100年」展が、黒部市宇奈月町下立の市歴史民俗資料館で開かれている。来年3月6日まで。(高橋恒夫)

 
 佐度は1910(明治43)年、旧石田村(現黒部市)に生まれ、30年に小学校教諭となるが、満州(現中国東北部)開拓団に参加し、戦後の47年に教諭に復職するとともに、富山考古学会発足に参加。黒部市の愛本新遺跡をはじめ、魚津市、入善町の遺跡発掘に尽力し、「宇奈月町史」や「黒部市誌」の縄文時代の記述は、佐度の研究成果を基に書かれている。子どもたちに考古学の魅力も教え続けた。

 同展では、92年に遺族から寄贈された土器や石器などの「佐度コレクション」のほか、直筆の原稿やノート、土器の拓本などを展示。スケッチブックに描かれた出土品の実測図、出土の場所や年月日などが毛筆で書き込まれた石器など、佐度のきちょうめんな性格と情熱が伝わる。

 29日~来年1月4日は休館。1月22日午後1時半から同資料館のある「うなづき友学館」で、日本黒部学会員の八尾隆夫氏の講演「新川地域の土器・石器」がある。入場料は大人300円、中学生以下無料。月曜休館。 

旅コラム
国内
海外