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【三重】伊勢エビ丸ごとを「しゃぶしゃぶ」に 紀伊長島の民宿が知恵

ジャンル・エリア : 三重  2009年10月16日

「『甘みが増して驚いた』と喜ばれます」と話す大西さん=紀北町紀伊長島区古里で

「『甘みが増して驚いた』と喜ばれます」と話す大西さん=紀北町紀伊長島区古里で

 2月に紀勢自動車道が延伸し、北中勢や愛知、関西の来訪が増えている紀北町紀伊長島区で、熊野灘の魚介類に一工夫を加えた料理を出す民宿街が、じわじわと人気を伸ばしている。

  
 宿泊客が訪れているのは海水浴場やミカン畑、町営温泉に囲まれた同区古里の民宿街。今秋注目なのは「紀伊の松島」が秋冬限定で提供する珍しい「伊勢エビのしゃぶしゃぶ」だ。漁が解禁される11月からは、紀伊長島産のエビを使う。

 エビは1匹丸ごとを昆布だしにくぐらせて食べる。ぜいたくで豪快な一品に、料理担当の大西孝政さん(31)は「エビの甘みが一番楽しめる食べ方。外した頭と殻で雑炊も楽しめます」と胸を張る。

 PR策にも余念がない。インターンシップ(就業体験)生として民宿に長期滞在中の大学生、立花圭さんの発案で春夏の宿泊客にお知らせを発送し、「リピーターづくりにつなげたい」と意気込む。料理は、1万5750円の1泊2食の夕食コースで提供中。

 同町観光協会によると、高速延伸後は同地区の民宿街に宿泊先を照会する機会が増えた。マンボウを提供する「美乃島」や、石焼き料理の「桃太郎」などの人気も高く、同協会は「各民宿に名物が増えると案内もしやすい」とさらなる切磋琢磨(せっさたくま)に期待する。

 問い合わせは同協会=電0597(46)3555=へ。

 (相馬敬)

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