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【岐阜】400年の伝統一堂に 郡上本染展示会

ジャンル・エリア : 岐阜  2009年10月29日

藍色が鮮やかな郡上本染展会場で作品紹介をする渡部庄吉さん(左)と一吉さん=郡上市八幡町で

藍色が鮮やかな郡上本染展会場で作品紹介をする渡部庄吉さん(左)と一吉さん=郡上市八幡町で

 400年以上の伝統があるとされる郡上市八幡町の県重要無形文化財「郡上本染」の展示会が28日、同町の郡上八幡旧庁舎で始まった。技術を継承している渡辺染物店が、鮮やかな藍(あい)に絵柄がさえる壁掛けなどを出展している。11月6日まで。

 
 会場には高さ約2メートルの壁掛け、こいのぼりなど大作を中心に、テーブルセンター、服なども含め多彩な作品200点近くが並び、展示即売されている。壁掛けの絵柄は、雪が降りかかる郡上特産のナンテン、黄金の前立てが勇ましいかぶと、勇壮な獅子頭などが素材。地の深い藍色が、それらを際立たせている。

 技能保持者の渡辺庄吉さん(74)や、長男一吉さん(40)ら同染物店で作る藍染め製品は、いずれも草から採れる天然藍を使う。絵柄の輪郭は、筒にのりを入れて手作業で線を引く筒描きの技法で描く。

 渡辺さんらは「新しい絵柄にも取り組んでいる。手間を掛けた染めを楽しんでほしい」とアピールしている。

 (近藤隆尚)

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