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【愛知】テッポウウオが獲物狙い撃ち 名港水族館で特訓

ジャンル・エリア : 愛知  2009年10月22日

口から水を発射し、餌を撃ち落とすテッポウウオ=名古屋市港区の名古屋港水族館で

口から水を発射し、餌を撃ち落とすテッポウウオ=名古屋市港区の名古屋港水族館で

 狙った獲物は逃がしません-。港区の名古屋港水族館で、テッポウウオ21匹が口から水を勢いよく飛ばす特訓をしている。この様子は公開されており、透明な板に張られた餌を撃ち落として食べるユニークな食事風景を見ることができる。

 
 飼育係が乾燥エビを付けた板を水槽上にかけると、テッポウウオは狙いすまして勢いよく水を噴き出す。撃ち落とした餌を素早く取らないと、他に取られてしまう。餌の取り合いは、水しぶきがたつほど素早く激しい。

 同水族館では1月から6月にかけてテッポウウオが相次いで到着し、21匹になった。「初めは病気になったりして大変だった」と飼育係の伊藤美穂さん(37)。回復してから練習を始めた。

 習性から徐々に水を飛ばすようになった。大きい魚は勢いよく水を飛ばし一気に餌を落とすが、小さい魚はうまくできないものが多く、何度も挑戦。他の魚が落とした餌を奪うちゃっかり者もいる。

 少しずつ飛距離も伸び、現在は30~40センチになった。「2メートルまでいくかな」と伊藤さん。

 よく見えるように餌を付ける板も工夫し、現在は塩化ビニールを使っている。“水鉄砲隊”の特訓は開館日の午後2時すぎから「オーストラリアの水辺」水槽で見ることができる。

 (片山夏子)

 【テッポウウオ】東南アジアやオーストラリアのマングローブ帯など、汽水や淡水域に生息。全長約10~13センチ程度。木の枝や葉の上にいる虫を目がけて水を飛ばし、水面に落として食べる習性がある。

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