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【石川】イオンかほくSC 北陸最大級31日オープン 地元複雑 期待と不安

ジャンル・エリア : 石川  2008年10月29日

平日にもかかわらず、駐車場が買い物客の車で埋まったイオンかほくSC=かほく市内日角で

平日にもかかわらず、駐車場が買い物客の車で埋まったイオンかほくSC=かほく市内日角で

市 『税収、人口増に』
商店街 『売り上げ減も』

 
 イオン(千葉市)がかほく市中心部の内日角(うちひすみ)に建設していた北陸最大級の複合商業施設「イオンかほくショッピンセンター」(SC、商業面積約六万七千平方メートル)が二十八日、周辺地区やイオンカード会員を対象にプレオープン(三十日まで)した。地元では三十一日の正式オープンを前に、市のまちづくりや商店街などにどのような影響をもたらすか、期待と不安が入り交じっている。

 
 これまで周辺道路や上下水道整備など数億円を投じて全面的にバックアップしてきた同市幹部は「市内外から多くの来客が見込め、市をPRするのに最も適した施設の一つになる」と期待を寄せる。

 市は法人税、固定資産税など同店関連の税収が「最低でも年間一億円を優に超える」と試算。周辺の同市白尾、内日角地区などでは民間のアパート建設も相次いでおり、「人口増にも期待できる」とする。

 一方で、市内の小売、飲食店には警戒感も。同店の視察に訪れた書店経営者は「売り上げ減は避けられない」と厳しい表情。市内百二十の店舗が加盟し、金券と交換できる買い物ポイントカードを発行する同市商業協同組合は、九、十月にポイントを五倍にする特売を展開するなど、イオンの進出に備えてきた。

 同組合は「組合加盟店の客層は中高齢者が多く、イオンとは異なる。これまでも若い層は既に市外に出掛けて買い物している」と冷静に受け止め、「開業当初は影響はあるだろうが、大きな客離れはない」とみる。

 ただ、ジャスコを核に百三十もの専門店が出店する巨大商業施設を相手に、「影響力は計り知れない」と、危機感を募らせる組合員も少なくない。 

  (網信明)

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