【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【石川】「清造師匠」への思い満ちる空間 西村賢太さん特別展

【石川】「清造師匠」への思い満ちる空間 西村賢太さん特別展

ジャンル・エリア : 石川  2011年02月22日

両作家の著書など縁のある品々が並ぶ特別展示=金沢市広坂で

両作家の著書など縁のある品々が並ぶ特別展示=金沢市広坂で

四高記念館 原稿や著作

 七尾市出身の作家・藤沢清造の「没後弟子」を自認する西村賢太さんの第144回芥川賞受賞を記念した特別展示が、金沢市の石川四高記念文化交流館で開かれている。

 
 1889年に現在の七尾市で生まれた藤沢は上京後、寡作と放逸な生活のため困窮し、1932年に公園で凍死した。西村さんは23歳で藤沢の作品「根津権現裏」を収めた「石川近代文学全集五」に出会い、以降は没後弟子を名乗り、藤沢の墓標を建て直して隣に自らの墓を建てるほど心酔している。

 展示では、藤沢のプロフィルパネルや色紙、旧墓標の拓本をはじめ、西村さんが同館に寄稿した「清造師事への原点」の自筆原稿や、芥川賞受賞作「苦役列車」を含む著書が並ぶ。両作家のつながりが感じられる内容に、訪れた人がじっくりと見入っている。

 特別展示は7月31日まで。会期中無休。一般350円、大学生280円、高校生以下無料。 (辻紗貴子)

旅コラム
国内
海外