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【岐阜】4年ぶり雄姿 大垣城改修完了

ジャンル・エリア : 岐阜  2011年02月23日

改修後の大垣城。窓の大きさや金物、瓦の様子が戦前に近い=大垣市で

改修後の大垣城。窓の大きさや金物、瓦の様子が戦前に近い=大垣市で

 大垣市教育委員会は22日、戦災で焼失する前の姿へ復元を進めてきた大垣城(郭町)の改修工事が完了したと、発表した。天守周辺の全体像を見学できるのは4年ぶりで、市民や大垣を訪れる観光客の注目を集めている。

 
 大垣城は、1535(天文4)年の築城とされ、石田三成が西軍の本拠地とするなど関ケ原合戦の舞台にもなった。

 戦前は国宝に指定されていたが、1945(昭和20)年7月、米軍機による空襲で焼失。市民の熱望で59年に鉄筋コンクリート造りで再建され、戦後復興のシンボルとされてきた。しかし、近年、外壁のひび割れなど老朽化が進み、屋根瓦が落下する危険もあったことから、2007年以来、城周辺に危険防止柵が設置されていた。

 市教委は、再建後の城の外観が焼失前と異なる部分が多かったため、古い写真や図面などを基に、09年9月から復元・改修工事を開始。4階部分のアルミサッシ展望窓を小さくし、しっくい塗り風の鉄製扉をつけたほか、古写真を基に天守鯱瓦や鬼面鬼瓦を再現。丸瓦や飾り金物の大きさ、文様も焼失前に近づけた。石垣も強化し、全面ふき替えした瓦計約4万3000枚はすべてリサイクルした。総工費は2億1819万円。

改修前の大垣城=大垣市で

改修前の大垣城=大垣市で

 改修前の鯱瓦は城内で展示している。入場料大人100円、18歳未満無料。火曜休館。 (小椋由紀子)

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