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【三重】きらびやか藤堂家生活用具展 伊賀上野城築城400年記念

ジャンル・エリア : 三重  2011年03月01日

家紋が入った「手提げ蒔絵重箱」(左)など藤堂家ゆかりの品を紹介する福井さん=伊賀上野城大天守閣で

家紋が入った「手提げ蒔絵重箱」(左)など藤堂家ゆかりの品を紹介する福井さん=伊賀上野城大天守閣で

 伊賀市の伊賀上野城が築城400年を迎えたのを記念して、伊賀国を治めた藤堂家のゆかりの品を展示する「藩主藤堂家生活用具展」が大天守閣で開かれている。きらびやかな食器や家具などが公開され、城を管理する伊賀文化産業協会は「藤堂家の優雅な生活ぶりがうかがえる」と来場を呼び掛ける。

 
 協会は築城400年に向け、一昨年から藤堂家に関連する資料の収集活動を本格化。これまで所蔵してきた資料とともに、江戸初期から幕末の資料120点を出展した。

 うち1679(延宝7)年に作られた藤堂家の姫君愛用の琴をはじめ、手ぬぐい掛けや革製のかばん、さかずきなど10点は初公開だ。

 中でも、4重の弁当箱「手提げ蒔絵(まきえ)重箱」(縦横各20センチ、高さ30センチ)は、昨夏に市民から寄贈を受けたばかり。漆の塗装の上に藤堂家の家紋「蔦(つた)紋」が多数描かれ、協会専務理事の福井健二さんは「花見など行楽の場で使われたのではないか」と推測する。江戸後期の文化~文政年間の作とみられるが、傷がなく保存状態は良好という。

 展示は12月25日まで。ことしは10月の高虎サミットや甲冑(かっちゅう)コスプレサミットなど多彩な記念行事も予定されている。福井さんは「大きな節目の年として城の魅力を発信していきたい」と話している。

 (河北彬光)

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