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古今伝授の里 岐阜県郡上市

ジャンル・エリア : 岐阜  2011年03月03日

「母袋工房」の引き上げ湯葉料理

「母袋工房」の引き上げ湯葉料理

節分草とゆば料理

 岐阜県郡上市大和町の「古今伝授(こきんでんじゅ)の里フィールドミュージアム」で節分草がかれんな花を付けている。絶滅の恐れがあるキンポウゲ科の多年草だ。咲いている場所は里の中に建つフランス料理レストラン「ももちどり」裏の南向きの小道。直径3、4センチの白い花びらに紫の花心が美しい。岐阜市から訪れた女性は「昨年より1週間ほど遅い。雪が多かったせいかな」と話しつつ座って写真を撮っていた。「10日ごろまで見られそう」と同里の金子徳彦所長。

 同里は「古今集」研究の第一人者だった東(とう)常縁(つねより)が1471年、連歌師宗祇に古今伝授したとの言い伝えが残り、町が和歌の里として東氏の居館跡、和歌文学館、東氏記念館などを整備した総合施設。栗巣川を挟んだ対岸には「古今花の森」を造成。北向きなので残雪が消える中旬以降に節分草が顔を出し、カタクリ、ミノコバイモなども芽吹くほか、5月には1000株のボタンも。「里の隣の明建神社に4月初旬に出現する桜のトンネルも見事です」と金子所長。

 同里から車で10分ほど走ると燻(いぶ)り豆腐(1本882円)が名物の「母袋(もたい)工房」へ。昨年、豆腐・ゆば料理の店を開店。引き上げ湯葉料理(3150円コースから、2人以上で要予約)が食べられる。どぶろく(720ミリリットル1680円)もおすすめ。

 疲れは日帰り温泉「やまと温泉やすらぎ館」で。源泉掛け流しの陶器風呂、露天風呂、エステバスなど様々な浴槽があって女性に人気。隣は道の駅「古今伝授の里やまと」くつろぎ広場。20人ほど入れる無料足湯、朝市、レストランなどがずらーり。

かれんな節分草

かれんな節分草

 ▼メモ 古今伝授の里は長良川鉄道徳永駅下車、徒歩約30分。ももちどりで料理予約(ランチ1890円から。ニホンジカを使ったジビエ料理も)の人はバスで送迎あり。マイカーは東海北陸道・ぎふ大和ICから約7分。

 和歌文学館などの入場料は高校生以上500円(電)0575(88)3244、ももちどり予約(電)0120(801)088、やすらぎ館入浴料中学生以上600円、いずれも火曜休み。母袋工房(電)0575(88)3156。大和観光協会(電)0575(88)2211。全般は飛騨・美濃観光名古屋センター(電)052(261)2001

(中日新聞夕刊 2011年3月3日掲載)

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