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【長野】「高遠の宝」一般公開へ 歴史博物館、藩主寄進の具足など

ジャンル・エリア : 甲信越  2011年03月09日

寄託された具足と野々田区長(左から2人目)ら=伊那市高遠町の山田村社八幡宮で

寄託された具足と野々田区長(左から2人目)ら=伊那市高遠町の山田村社八幡宮で

 江戸時代の高遠藩最後の藩主、内藤頼直公から山田村社八幡宮(伊那市高遠町)に寄進されたよろいやかぶとなどの具足が8日、同市高遠町歴史博物館に寄託された。保存状態が良く、弁当箱や水筒などの軍装品も一緒に残されているのが特徴という。同博物館では26日から開催の特別展で一般公開をする。

 
 内藤家は明治時代初期の廃藩置県に伴い、高遠城内にあった武具類を領内の約120カ所の神社などに寄進。今回の具足はこのうちの1点になる。地域の宝物を見直そうと地元の人らが調査したところ、同八幡宮の宝蔵庫に具足や軍装品の入った木箱が収納されているのを確認した。

 かぶとはサザエを模した形で、金色の角が付いている。紫色の胴の部分は色落ちなどは少なく、弁当箱などのほか、箸や鼻紙袋も一緒に保存されていた。江戸時代の中、後期ごろに製作されたのではないかという。

 地元の野々田高芳・下山田区長は「昔は秋の祭りで具足を引き出して披露したこともあったようだが、最近では地元でも知らない人が多くなっていた。多くの人たちに見てもらい、役立ててもらえれば」と話していた。

 同博物館の特別展「新収蔵品展-眠りからさめた郷土のお宝」は6月26日まで開催。問い合わせは、同博物館=電0265(94)4444=へ。 (鴨宮隆史)

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